責任投資は単なるうたい文句ではない

責任投資は、会社としてのABの在り方に深く根差しています。ABは、環境・社会・ガバナンス (ESG)の要素を運用プロセスに全面的に取り入れ、徹底したリサーチを重視する企業文化を有する責任ある企業です。私たちは専門知識を生かし、お客様の投資目的の達成を支援するため、革新的な責任投資のソリューションを開発しています。

ESGのインテグレーションとエンゲージメント:アクティブ運用の中核

ESGは、 ABの運用及びリサーチのプロセスに深く組み込まれており、企業の経営陣や利害関係者とのエンゲージメントにおいても重要な意味を持っています。 ESG要因は、 ABが分析するあらゆる証券の全体的なリスク調整後リターン評価に完全に取り入れられています。私たちは、こうした厳格な取り組みが、優れたリサーチや運用成果を投資家の皆様に提供することにつながると信じています。

ABのアナリストは企業の経営陣と定期的に対話を行い、資本政策から情報開示に至るさまざまな問題について、企業の取り組みを評価し、その改善を促しています。これは、情報に裏付けされた意思決定を下すとともに、お客様に優れた運用成果を提供することにつながります。また、株式アナリストとクレジットアナリストは、しばしば協力して企業の経営陣と対話を行います。

コミットメントが責任投資の原動力
責任投資に携わる従業員の人数には、責任投資専任の従業員、委員会のメンバー及び責任投資業務に従事する者を含みます( 20191231日現在)。ESGリサーチ、議決権行使、経営陣とのミーティングに関するデータは 20191231日現在。 ESGインテグレーションに基づく資産運用残高( 2020630日現在)には債券及び株式アクティブ運用が含まれます。

ABは責任ある投資を進める強力なインフラストラクチャーを構築しているとともに、責任投資に関する指針や知見を提供する役割を担う人材を重視しています。私たちは経営陣によるバックアップを受けながら、コミットメントを実際の行動に移しています。

コミットメント

ESG

ABの運用プロセスに完全統合
(インテグレーション)

99

責任投資のイニシアティブに直接携わる従業員

140

ファンダメンタル・
リサーチ・アナリスト

9,062

世界全体で行使した議決権

成果

4,560億米ドル

ESGインテグレーションに基づく
資産運用残高

10,000回以上

企業の経営陣とのミーティングの数

78%

ダイバーシティに関連する株主提案に賛成

目的を定めたポートフォリオ: ABのソリューション

ESGインテグレーションや企業とのエンゲージメントは、ABの運用アプローチの根幹をなすものです。 ABは、社会的責任目標に沿った形で資産運用の目標を達成したいと考える投資家に対し、革新的なソリューションを提供しています。

スクリーニング

明示的に特定のセクターや銘柄を除外した投資可能ユニバースを形成します。

ABのソリューションでは武器やたばこメーカーなどの発行体を除外することができます。

ゴールベース

伝統的なリスク調整後リターン目標に加えて、責任投資に関する目標も定めています。

ABのグリーン・アルファ戦略の目標は、カーボン・ニュートラルなポートフォリオを構築することです。

サステナブル

将来世代にネガティブな影響を与えることなく、現在のニーズを満たす発行体に投資します。

ABのサステナブル投資戦略は、国連の持続可能な開発目標に沿っており、保健医療、環境、エンパワーメントなどのテーマに焦点を当てています。

インパクト

投資を通じて、測定可能な社会的・環境的インパクトを与えることを目指します。

ABの地方債戦略は、十分なサービスを受けていない地域を支えるプロジェクトに投資しています。

ESGに関するコラボレーション:知見を活用して成功へ導く

ABでは、アナリストが資産クラスの違いを越えて協働できるよう、革新的なプラットフォームを開発しています。

Prism logo

AB独自の ESGスコアリング

ABの債券リサーチ・プラットフォームである PRISMには、独自の ESGスコアが含まれており、これはカバーしている各発行体に対するアナリストの社内格付に直接影響を与えます。

分析をまとめ、協働を促進

この AB専用のデジタル・プラットフォームは、ESG問題を評価する共通の枠組みを提供するもので、アナリストは株式・債券両チームの包括的なリサーチを活用することができます。また企業と現在行っているエンゲージメントについても記録しています。

エンゲージメント及び議決権行使: オーナーシップの視点
議決権行使結果は、 2019年株主総会についてのもの。気候変動関連の株主提案に賛成した議決権投票の割合は米国の株主提案に基づきます。トップ6はモーニングスターによる、2019年の5回の株主総会シーズンに基づいたデータ。

ABは常に、強固なコーポレート・ガバナンス体制の奨励、株主の権利の重視、透明性の改善に資する株主提案を一貫して支持しています。その信念は過去の議決権行使に関するデータに反映されています。

取締役の指名に関する経営陣の提案に賛成した議決権投票の割合

気候変動関連の株主提案に賛成した議決権投票の割合

サステナビリティ関連の株主提案を最も後押しした世界のトップ企業6社のうちの1社

PRI logo

責任投資原則

ABは長年にわたり責任ある投資を行ってきました。 2011年には国連責任投資原則 (PRI)に署名することによって、私たちのアプローチを強化し、正式に表明しました。 PRI6つの原則は自主的かつ志向的なものであり、 ESG問題を投資に関する分析や意思決定、業務慣行に組み入れる上で取り得る行動を提供しています。

これらの原則は投資家による、投資家のためのものです。署名機関は当原則を実行に移すことで、より持続可能なグローバル金融システムの構築に貢献することになります。 AB6つの原則すべてを実行することにコミットしており、責任ある投資を推進する取り組みを続けています。